意外と多い悪性リンパ腫　～　悪性リンパ腫とその後　～

 

令和2年　3月11日

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私が悪性リンパ腫DLBCLと診断を受けたのは2018年の6月の事。

当時は比較的症例が少ない（私はPTLなので；）という事ばかりが先立って、

他の方の症例まで考える余裕もありませんでした。

悪性リンパ腫全体の罹患数の目安として、

1985年の統計によると人口10万人当たりに5.5人。

2010年には18.7人で2013年になると20.2人と増え続けているそうです。

少し前の統計ですのでおそらく今はもっと増えているでしょうか？

 

参考まで⇓

https://cancer.qlife.jp/blood/article6523.html

 

先日罹患を告白された元フジTVの笠井アナウンサーは、

身体の不調など自覚症状から罹患が分かったとの事でしたが、

リンパ節ではなく内臓などが原発という（節外性リンパ腫）であったり、

腫瘤が外部から確認できない場合は、

最後の検査（PET）まで状態を知らず病期が進行するケースもあるでしょう。

 

厄介なのは私の様に受診の段階で血液検査に異常が無い場合もあるという事。

私は幸いにも腫瘤（精巣）が触れられる部分だった為、

自分の判断で手術に踏み切ることが出来ましたが、

これが後に判明した（胃）が原発だったとしたら、

潰瘍化が進んで痛みが出るまで病院には行かなかったかもしれません。

それまで人間ドックで要指導すら受けた事がありませんでしたし、

胃が炎症していた頃でもマーカーでもあるLDHやCRPすら正常値でしたから。

 

悪性リンパ腫や固形癌はそもそも痛くなるまで気が付かないのが厄介なのです。

 

また罹患年齢も60歳以上に多いという事。

私は罹患時49才で悪性リンパ腫患者の中では少しだけ若いですし、

地元の大きな病院で9か月もの間入院していた間、

私より若い世代は3名しか知りません。

※余談ですがその中の一人は30代後半で、

首の後ろにできた浮腫を摘出したついでに病理検査をしたところ、

濾胞性リンパ腫変異型のDLBCLと診断されたそうです。

 

今日は回想録がてら書いていますが、

同じ時期にマントル型リンパ腫でお二方知っていますが、

一人は他の病院で胃を全摘されて追加治療に入院されたようでしたが、

食事を受け付けずとても苦しそうにしていたのを覚えています。

もう御一方は他の病院の外科を受診されていて、

やはり胃の全摘を勧められていた様子でしたが、

セカンドオピニオンで私の入院していた病院に移って来られました。

 

私の認識では昔は胃の悪性リンパ腫でも摘出手術が多かったと聞きましたが、

現在抗癌剤の進歩で化学療法が主流のはずなのに、

受診した病院次第で治療に対する判断が違うというのは少し怖く感じました。

私も精巣から転移した胃の腫瘤が複数で且つ大きかったので、

罹患の時期や受診した病院次第では胃の全摘だったのかもしれませんね。。(*_*;

 

あと患者さんが多かったイメージがあるのは成人T細胞白血病リンパ腫の患者さん。

亡くなった私の従弟もこの病気でしたが、

地元は全国でも非常に罹患率の高い地域です。

長くなりそうなのでこの話題はまた次の機会に書きたいと思いますが、

兎に角、

悪性リンパ腫はもうそんなに珍しい病気では無い事。

それと医学の進歩で寛解出来る病気になりつつある事を、

改めて記しておきたいと思います。

 

今日は（も）寒かったので味噌煮込みうどん🍜

地元ではこのスープの色が普通なんですよね。。

 

風邪がなかなか良くなりません。。(;´･ω･)

そうかといって悪くもならないのが救いですけど、

食べ物がおいしくないのは寂しいですね。。(*_*;

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