11月10日 AM
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2017年罹患時の出来事から再投稿の為、
過去記事を閲覧いただきましたフォロワーの方には何卒ご了承をお願い申し上げます。
ブログ開設当初の『アメブロ』から転載記事ではありますが、
稀なケースの為、後の患者様、医療関係者様の【情報源】として参考になるよう、
過去の記録を添削・整理しながら記憶を辿り再び書き記すものである。
2017年4月某日。
『ただ私自身が納得できる診断が欲しい。。』
友人から紹介を受けた『Yクリニック』は自宅からほど近い、
車で15分程の場所にある。
専門は泌尿器科と内科で、
院長他、大学病院等からの派遣医師が二名と言う、
極小さな町のクリニックと言う感じだ。
私は総合病院の結果を受けたその当日午後『Yクリニック』に車を走らせた。
他者からは奇妙に聞こえるかもしれないが、
私自身は『異常無し』との診断を貰ったにも関わらず、
精巣腫瘍への疑念が全く晴れていなかったのだ。
先の総合病院での対応に不満があったのも事実ではあるが、
今思えば自身『癌』に罹患した事をほぼ認めていたのかもしれない。
Yクリニックでは院長が直々診察してくれたのだが、
これまでの総合病院での経緯は話すことは無かった。
最初から先入観が入っては(全く違う視点)で診察してもらう意味が無いと思ったからだ。
Y院長の診察も総合病院での診察も流れとしてはほぼ同じだったが、
勿論違った点も多くあった。
問診後は触診したのだが、やはりY院長もすぐさま『精巣腫瘍』を疑っていた様子だった。
超音波、所謂エコー検査はY院長が触診後同時に実施したのだが、
精巣の造影に写る影を私に何かしら説明したように覚えている。
診察後は精巣腫瘍の種類について細かな説明を受けた事もあって、
Y院長は検査結果を待つまでもなく『精巣腫瘍』の可能性が高いと考えているようだ。
ただ総合病院の様に当日院内でのマーカー結果を出せない為に、
外注の病理検査を待って最終的な診断という事になった。
またここから一週間が経過することになる。。
ようやく検査結果が出る日となったが、
私はその結果を知っている。
先に記述した通り私は総合病院でマーカーチェックを済ませているためだ。
総合病院で受けた検査結果が間違いという事もあるのかもしれないが、
検査の度に結果が(白/黒)が出る様では真っ当な検査とは言えないだろうし、
それよりマーカー正常の結果を受けた後、
私はY院長がどういう診断を下すのかに注視していた。
『マーカーは正常でしたが、やはりかなり精巣腫瘍が疑わしいと思います。』
『ただ精巣腫瘍の生検(簡単な手術で細胞を切除し検査する方法)は出来ません。』
有名な俳優の梅宮辰夫さんは、
過去精巣腫瘍の罹患歴を告白した事があったが、
恥ずかしさで近所の町医者に行き、
陰嚢部分から精巣を摘出して後に懸念された通り、肺に癌が転移したと語っている。
梅宮辰夫 睾丸がんを町医者で摘出してしまい 大病院で「肺がんになりますよ」
2018/05/31 デイリースポーツ
精巣腫瘍は精巣に傷をつけてはいけない為、
生検は禁忌とされている為、
正確な診断をするには『高位精巣摘除術』によって精巣を全摘しないといけないのだ。
私は異常が見つかって以降の一か月余り、
精巣腫瘍の症状と種類、治療法などを調べ尽くしていたので、
この手術には結果として、
病理検査で異常が無かったというケースが含まれるという事も既に理解していた。
手術はそのリスクを承知の上で自身が判断する必要があった。
『手術をお願いします。』
一瞬の迷いもなかった。
例え病理検査の結果精巣腫瘍の疑念が無くなればそれで満足だったし、
万が一精巣腫瘍の場合は病期の進行が速いことも知っていたからだ。
Y院長も頷くのみで私の判断に納得していた様子だったが、
医師の立場では想定で手術を勧める事が出来るはずも無かったのだろうと思う。
しかし問題が発生した。
私は当然紹介を受け地元大学病院での入院/手術を想像していたのだが、
Yクリニックでは手術室も設備されているようだ。
総合病院でも(万が一は大学病院に紹介状を)と言う話まで出たので、
失礼ながらそれには少し驚いた。
ただやはり大きな病院と違って手術日は週に一度のみ、
手術予定は5月中旬以降まで既に埋まってしまっているという。。
カレンダーは既に4月も下旬(24日)にかかろうという頃、
あと一か月も放置していいものか?
マーカー数値が正常という事と、
Y院長への信頼から5月29日に入院し翌30日の手術を承諾したのだったが、
個人的には仕事上の大事な来客を28日まで接待しなければならず、
痛し痒しの判断だった。
ただこの一か月の放置が後に仇となって返ってくるとはその時まだ予想できなかった。
【その4】に続く
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