人間ゆえに ~ 精巣原発悪性リンパ腫闘病記-41 ~

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私の精神の根幹となった『中村天風』。。

時々ブログで一部ご案内してますが。。。

 

 

今から約20年程前、私が人生において非常に辛い時期に、

ある尊敬する方から勧められ、講読した書物の作者であり、『天風会』の創始者であり、思想家でもある。。

 

 

門下生として有名なのは。。。

『東郷平八郎元帥』

『山本五十六元帥』

『松下幸之助氏』

『稲盛和夫氏』  その他著名人多数である。。

また、最近では熱血系バラエティで引っ張りだこの、元テニスプレーヤー『松岡修造氏』も

『中村天風』に師事する御一人だという。。

 

 

今日は最も私が強く影響を受けた『一念不動』を紹介したいと思う。。

 

 

私は私の求むるところのものを、最も正しい事柄の中に定めよう。

 

そして、それをどんなことがあっても、動かざる山のごとき盤石の信念と、脈々として流れ尽きざる、あの長い川の流れの如く、 一貫不断の熱烈たる誠を以て、その事柄が実現するまで、いささかも変更すること無しに、日々、刻刻、はっきりと、心の中に怠りなく連想していこう。

ちょうど、客観的に観察するがごとくに…

 

私はもはや、消極的の思想や観念やまたは暗示に感じない。

 

またそうしたすべての物は、私を動かす事は出来ない。

 

私は断然そうしたものより、より以上のものである。

 

私は、もはや、あらゆる人生の中の、弱さと小ささを踏み越えている。

 

そして、私のこころは、今、絶対に積極的である。

 

おおそうだ。私の心は、勇気と信念とで満ち満ちている。

 

したがって、私の考え、私の言葉、それはいずれも颯爽とし、いつも正義である。

 

だから、私には、人生のあらゆる場面に奮闘し得る、強い強い力が溢れているのだ。

 

そして、私の人生は、どんな人の世の荒波に脅かされても、あの大岩の上に屹然として立つ灯台の様に、 平然と、沈着と、平和と、光明とに、輝き閃いているのだ…

 

中村天風 『人生を拓く』 一念不動の誦句より

 

 

 

ストレス故、さっき些細なことで腹を立て家族に嫌な思いをさせてしまった。。

皆、私を想っての事だ。。

時々姿を見せる短気は私の未熟なところではあるが、

この一念不動の誦句を以て、気持ちを落ち着かせたものである。。

 

 

明日はきっといい一日になるといいな。。

 

 

皆さん、ご家族やご友人と良い休日をお過ごしください。。

 

 

次回、闘病記42へ続きます。。

ある日曜日。。 ~ 精巣原発悪性リンパ腫闘病記-42 ~

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