びまん性大細胞型B細胞リンパ腫 DLBCL ~ 精巣原発悪性リンパ腫闘病記-20 ~

おはようございます(^^)/

今日の地元は薄曇り。。少しだけ肌寒い朝ですが気持ちがいい。。

 

 

運命だって、心の力が勝れば、

 

 

運命は心の支配下になるんです。

 

 

中村天風 『格言集』より抜粋

 

 

今日も『心・精神』は強くありたいですね。。

 

 

 

さて、私がもし『びまん性大細胞型B細胞リンパ腫 以後DLBCL』という病気だったら何から調べるでしょう。。既になってますが。。。(´д`lll)

 

 

今日はそういう観点で、私と同じ状況になった方がいらした時に、調べるであろう情報をまとめてみます。

※私は医者ではありませんので、あくまで私の症例及び診断結果・Web情報を基に記事を作っています。もし情報に間違いがあればご指摘いただけたら都度修正したいと思いますので、悪しからずご了承ください。

 

 

先ず『悪性リンパ腫』とは。。

① リンパ球が癌化したものと考えられており、多くはB細胞型とT細胞型に分類され、血液癌の分類では、『白血病』、『多発性骨髄腫』と合わせ『血液の三大癌』とされる。

 

 

② 悪性リンパ腫は『ホジキンリンパ腫』と『非ホジキンリンパ腫』に分類され、上記通りB細胞型・T細胞型があるが、あくまで代表的なもので7種類程あるようだ。

(文光堂さんの血液疾患診療マニュアルより一部を抜粋しております。)

 

 

③ 『ホジキンリンパ腫』は予後良好なものが多いとされるが、日本人全体では悪性リンパ腫の5%~10%程。日本人で多数を占めるのは『非ホジキンリンパ腫』。

 

 

④ ②の7種類は↓(主なものとしてだけ。他にも多数種類があります。)

B細胞腫瘍

・濾胞性リンパ腫

・MALT細胞リンパ腫

・びまん性大細胞型B細胞リンパ腫 DLBCL 私の病気

・バーキッド細胞リンパ腫 等

 

T/NK細胞腫瘍

・末梢性T細胞リンパ腫

・リンパ芽球性リンパ腫

・成人T細胞白血病リンパ腫 等

 

 

⑤ B細胞腫瘍は日本人の悪性リンパ腫の中で全体の約68%。

(以上、インフォームコンセントライブラリー カウンセリングブックより引用しております。)

 

 

⑥ B細胞腫瘍では一番多いとされる『びまん性大細胞型B細胞リンパ腫 DLBCL』は非ホジキンリンパ腫の30%~40%程。中悪性度/月単位で経過を見るようです。

(以上、国立がん研究センターがん情報サービスより引用しております。)

 

以下

私の症例(DLBCL)のケースです。。

⑦ 病理の結果、免疫染色で私が陽性となったもの↓

・ CD10…濾胞性(ろほうせい)リンパ腫に特徴的なようです。

・ CD20…B細胞のマーカー(リツキシマブの標的となる細胞)下記リツキシマブ参照ください。

(以上、金沢大学血液内科悪性リンパ腫標本より引用しております。)

 

※私の病理所見では『Ki67の陽性率は極めて高い』となっておりましたので補足まで。。

Ki67…細胞周期関連核タンパク質の名称で、腫瘍組織における増殖細胞を検出するマーカーに有用との事。

がん組織中にどの程度発現しているかを免疫染色で検査した様です。

Ki67の陽性率が高いがん組織は分裂が盛んな細胞の割合が高いと解釈されるようですが、それこそ私は医者ではありませんので、専門の方に確認されてくださいませ。

あくまで私の医師やWEB情報で確認した範囲での話です。

 

私は精巣原発なので、リンパ節以外の臓器に発生するリンパ腫となり、節外性リンパ腫では全体の4%程らしい。

中枢神経系(脳・脊髄・側精巣)への再発例が多い。

 

 

以上の事から、私個人は中枢神経系を原発とする悪性リンパ腫と同等レベルの根治療法が今後進んでいく事になっている。

 

 

まだはっきりした治療方針は担当医から示されてはいないが、先日の診察で少し聞いてみた処、標準のレベルから始めることになると思うとの事。

おそらくR-CHOP療法である。

 

R=リツキシマブ(リツキサン)(点滴)

C=シクロフォスファミド(点滴)

H=ドキソルビシン(点滴)

O=ビンクリスチン(点滴)

P=ブレドニゾロン(内服)

 

 

※リツキシマブ 

一部資料ではリツキマシブと記載されているけどどっちが本当かな?

抗CD20抗体で商品名『リツキサン』

 

 

これを含む抗がん化学療法となる予定です。

何クールの実施かは、明後日のPET-CTの結果如何でまだ判りませんが、加えて残った右精巣への放射線治療は確定でしょう。

 

 

治療にかかる期間や副作用については私も知りたいくらいですので、リアルタイムの情報で記載していきたいと思います。

 

 

【注目】今回特に伝えたい事

このブログを読んだ頂いている方々の中にも、精巣腫瘍の方が多くいらっしゃると思います。

 

 

中には私と同じように診察段階で別な病気また異常無しと診断され、結果として処置が遅れた方もいらっしゃる様です。。

また、ご自身がなんでもない事を信じたかった。。という方もいらしたかも知れません。。

 

 

『精巣』なんて際どい場所に異常を感じたら、なかなか泌尿器科を受診するのは恥ずかしいことかもしれません。

特に精巣腫瘍については20代~40代といった若い世代に症例が多いようですので、泌尿器科で下半身をさらすことは躊躇もしてしまうでしょう。。

 

 

おそらく、私のように精巣原発の悪性リンパ腫もしくは精巣腫瘍を経験した方は殆どの方思うであろう事。。

 

 

異常に気が付いたら、すぐさま病院に行く事!

納得いかない診断をされたら、セカンドオピニオンを躊躇しない事!

 

 

これが一番大事ですね( ̄ー ̄;

 

 

少しコアで難しい記事になっちゃいましたm(_ _ )m

闘病記21に続きます。。

久しぶりの出社 ~ 精巣原発悪性リンパ腫闘病記-21 ~

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