繰り返す hard luck ~ 精巣原発悪性リンパ腫闘病記-14 ~

ついていないときにはこんなものか。。

身に起こった事は全て、憶測するところの最悪である。。。

 

 

もっと重篤な病気の方もいらっしゃるので言葉は過ぎるかも知れないが、

私にとって正にセカンドアクシデンタル。。。。今始まる』悪性リンパ腫闘病記 第二章』

 

 

無事に左精巣摘出が終わり、今朝一旦退院できた。。。

とは言っても。。退院後早々ではあるが、悪性リンパ腫治療のカンファレンスの為、転院先の病院で再度診察を受けなくてなならない。。

 

 

Yクリニックから紹介状2通(血液内科と泌尿器科)を頂き、自宅から30分程の総合病院へ。

地元の人間なら名前を言うだけで誰でも知っている有名な病院の分院だ。

血液内科まであるのだから規模が大きいのは当然である。。。

 

 

自分で車を運転して向かったが、久しぶりの運転は振動で痛みを誘発して、術後の体には少しキツかった(ノ_-。)

しかし改めて『退院したんだな。。』って束の間の喜びを実感できた。。

 

 

受付で紹介状を渡し、しばらく待機する。。

しかし。。。紹介状があってもなかなか順番が回ってこない。。(´□`。)

私が日頃より大きな病院を避ける第一の理由である。。

既に前段階の駐車場でも20分は空きを待っていた。。。何時までかかるのやら。。

 

 

大凡20分後、ようやく私の番号が呼ばれる。。

 

 

『2Fの血液内科の受付にこちらをお出しください』

 

 

大勢の患者さんの対応があり、些か事務的になっても仕方が無いが、実はこの分院はほんの9日前に開院したばかりだそうだ。。まだ取引業者からのお祝いであろう胡蝶蘭もたくさん飾ってある。。

場所やシステムが変わってスタッフの方も不慣れなのだろう。。。

 

 

指定された2Fの受付にファイルを預けると、約10分程で診察室に呼ばれた。

 

 

『やった! 結構早かった(^∇^)』

 

 

診察室の中には、Yクリニックからの紹介状で宛先になっていたU先生がいらっしゃった。

 

 

この後、私は自身の病気について『再告知』ともとれる事実を聞かされるとは思いもしなかった。。。

 

 

『こんにちは。 〇〇です。 YクリニックY先生の紹介で伺いました どうぞよろしくお願いします』

『こんにちは Uと申します。 Y先生にお電話いただいてましたよ。 来週かと思っていたけど早速お越しだったんですね』

 

 

それはそうだ。

私にしてみたら、退院は早朝に済ませ、まだAM10時前だから十分に時間もある。

今後どのくらいの期間、またどのような治療になるのかを確認するのに、この週末(今日は金曜日)2日間を空けることは時間の無駄だし、余計な事を詮索するだけだ。。

 

 

ここからU先生の所見を聞く事になる。。

 

 

これまでの治療に至る経緯、異常の自覚から初診、セカンドオピニオン、手術、病理結果等を淡々と私自身の口から説明する。

勿論、自身の病気を術前、精巣腫瘍としか捉えていなかった事や今の体の状態についての自己認識及び、【悪性リンパ腫】の知識も皆無に等しい事等もお話しさせて頂いた。。。

 

 

U先生 『○〇さんの場合、通常の悪性リンパ腫とは違って、出来た場所が悪いんです』

 

 

補足しておきます。

私の病理検査の結果は、悪性リンパ腫でも日本人では一番症例が多いとされる、

【非ホジキンリンパ腫】類【びまん性大細胞B型細胞リンパ腫】 略称【DLBCL】

予後が比較的良いとされる【ホジキンリンパ腫】では無く、それ以外に分類される。

【びまん性大細胞B型細胞リンパ腫】という血液の癌、その悪性度は【低】【中】【高】でいうところの【中程度】と認識している。(今となっては過去形が正しいだろう。。。)

 

 

私の素人知識では精巣原発の腫瘍は比較的予後が良く、転移があったとしても抗がん剤での治癒効果が高いものと勝手に良い方に思い込んでいた。。。

この【素人知識】が全くの間違いであることを思い知らされた。。

何故なら私の病気は、そもそも精巣原発と言うだけで精巣腫瘍ではないからだ。。

 

 

U先生曰く、精巣は中枢神経系と関連していて、悪性リンパ腫では【脳】【脊髄】と同じ扱いになるそうだ。

U先生の言葉をお借りすれば、【悪性リンパ腫】は勿論軽い病気では無いのだけれども、

【精巣原発】という事になれば、その悪性度は【高】であり、前述通り【脳】【脊髄】と同様、全身の根治療法が用いられるとの事。

 

 

単直に言えば、【精巣原発悪性リンパ腫】とは【脳】【脊髄】【残った片方の精巣】への転移の可能性が非常に高く、最近亡くなられた俳優の松方弘樹さんが患った【脳リンパ腫】や、かつては不治の病とされた【白血病】と同レベルでの治療をしなければ根治が難しいという事だ。

 

 

まさにアクシデンタル。。。。。。。。青天の霹靂である。。

嵐の中で空から隕石が落ちて来たか。。。。。。。

↓画像の②を参照ください。。

 

頂いたコピーをiPhoneで撮ったので見辛いのはご了承くださいm(_ _ )m

発症割合を見てもらえば、いかに少ない症例であるかが解るかと思います。

私は努めて平静を装い、今後のタイムスケジュールがどうなるのかをU先生に聞いた。

今日この後、実際の担当医になるT先生に診察をして貰って、先ずは私の今の体の状態を再度掌握し、治療方法を早急に確定させるのが当面のスケジュールと告げられた。

待合室に戻り、落ち着く為に珍しく少量の砂糖が入った缶コーヒーを飲んだ。

入院中(実際は仕事のストレスで業務中からだったが。)頻繁にキリキリと胃が痛くなっていたが、今も胸焼けが止まらない。。

『どうなるんだろう。。。』

私の率直な気持ちだ。。

文章が長くなり。。

闘病記15に続きます。。

繰り返す hard luckⅡ ~ 精巣原発悪性リンパ腫闘病記-15 ~

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