前回(闘病記-9)より続き。。↓
病室に帰った私は、先生から渡された病理結果を眺めることをしなかった。。
すぐには。。いや。。出来なかったのが正しいかもしれない。。
基本的に楽天的な性格ではあるが、家族の事、仕事上の事、治療の事。。。
優先事項を落ち着いてから整理、マネジメントする必要があった。。
目を閉じて
『平常心』。。。心でつぶやいている。。
しかし私も一人の人間。。しばし時間が必要なようだ。。
気乗りは当然しないが、薬だと思っている昼食済ませ、少し落ち着いたところで、
自らを客観的にとらえてみる。。
①まず家族にはすべて包み隠さず話す。。
我が家は娘が3人(つまりはお年頃の女性が3名)いるが、精巣腫瘍を信じていた時も、
嘘偽りなく全て病名・病状と話をしてきた。。
今回も同様、置かれた状況を全て話したほうが良いだろう。。最もこのブログもツイッターを通じて観ているはずだ。。
②仕事的には会社の営業を統括する立場にある。。
当然社長と話をして、指示系統の調整が必要だが、治療方法及び期間がわからない今は、病状の説明と、再入院までの間と入院治療中の間の2通りの指示体制を考え一旦相談しよう。。。治療が長期化するかはこの段階では分からないし、今の時点では無駄な思案だ。。
③治療の事については、素人風情で考えたところで何も出来る事は無いが、置かれた状況だけは掌握に努める。。。治療に対しても心の準備が出来ている事は、その時々の動揺を抑える事が出来るし、何より安心だ。。
※部下にも日頃、営業中に自信がないという事は商品知識が足らないからだと教えている。。
商品知識があればいかなる質問にも動揺すること無く、最適な対処が出来るからだ。。。。。これは余談ですが(笑)
少し生意気にはなりますが、このブログを開設しなければと思ったのは、今自身の経験を同じ病気の方に発信出来て、他の方のブログを参考にさせて頂いている今の私と同じように、病気に対しての『心の準備』が出来るようにして欲しいという願いからです。。。
偉そうにすみません。。。m(_ _ )m
手術後7日目(入院8日目)の食事
贅沢は言わないけど、魚に少し飽きてきてる(厨房の方ごめんなさい(><;)
美味しいんですけどね。。。どうせなら刺身食いたい。。(笑)
夕食を食べた頃には、先生に頂いた資料(わざわざ診療ガイドラインをコピーして持ってきてくれました(^∇^)Y先生有難うございますm(_ _ )m)を読みながら、転院先での治療の内容を何となく予習していました。。
その⑪に続きます。。